よさこい踊りと絆 | お知らせ|社会福祉法人 以和貴会

以和貴会からのお知らせ

よさこい踊りと絆

更新日:2017/10/09

10月9日に、「第1回香芝よさこい祭り」が開催され、当法人もご利用者・ご家族様・職員の総勢30余名で出場しました。4月にメンバーを募り、よさこいとは一体どんな踊りなのか、経験のない私たちにできるのかなど多くの不安を抱えながらもスタートしたのが5月でした。

まず初めに、職員がDVDを見て振付を覚え、毎週金曜日に仕事を終えた後、1~2時間ほど全員で練習を行いました。職員が一通り振付を覚えると、次はご利用者の練習開始です。ただ、職員が練習用に使用していたDVDを見ながらご利用者に教えるのは大変だったので、練習用DVDを作り、各事業所にて空いた時間を有効に使いご利用者との練習をしました。ゆらくの里でも、平日の午後の活動時間を利用し、練習に励みました。

練習を始めた頃は、ご利用者はあまり乗り気ではない方も何人かおられ『このままで大丈夫かな?』と正直不安を感じました。しかし、毎日練習をしていく中で、ご利用者の表情も笑顔に変わってゆきました。徐々に、踊りへの抵抗や恥ずかしさは無くなり、ご利用者同士で『頑張ろう!一緒にやろう!』という声も上がり、チームとしての絆も一層強くなっていったのを感じました。

練習を開始してから3ヵ月が経過した8月に、初めて各事業所のご利用者・職員の合同練習を行いました。私は厨房勤務の為、参加できませんでしたが、皆さん想像以上にしっかり振りを覚え踊れていたと聞いています。二回目の合同練習にはご家族様も参加され、フォーメーションや最後のポーズの練習など、本番さながらの仕上がりでした。この様に、日々の練習を積み重ね本番当日を迎えました。

おはようございます!」元気な声が集合場所に響き渡り、メンバーが続々と集まってきました。天候にも恵まれ、皆の熱気が夏を呼び戻したかのような晴天でした。出番は正午前、それまでに皆で化粧をしたり衣装に着替えたりと、日常とは違う雰囲気の中、ドキドキ・ワクワク感が伝わってきます。本番までに少し練習をして、最高潮に士気が高まった状態で会場となる香芝市役所前へ向かいます。

会場に着くと、野外コンサート会場に設置されているような大きな舞台がまず目に入りました。そして、その舞台を囲む大勢の観客、参加チームのきらびやかな衣装、人の熱気に圧倒されました。前のチームの踊りを見ながら、自分たちの順番を待つ間の緊張感も、初めて経験される方も多かったのではないでしょうか?不安な表情で立ちすくむ人、上手なチームを見てより一層ヤル気が高まる人、記念撮影を楽しむ人、立ち位置を最後まで確認する人、それぞれの時間を過ごし、私達の番がやってきました。

「よっちょれよ~、よっちょれよ~♪」聴きなれた音楽が大きなスピーカーから流れ始めます。皆さん堂々とした顔で、楽しんで踊っています!「それ、それ、それ、それ~♪」曲の途中の掛け声も大音響に負けず会場中に響き渡ります。頑張って毎日練習してきたチームの自信とパワーは、掛け声と共に多くの観客の心にも響いたことと思います。一緒に舞台に立ちながらでも、皆の熱気をガンガン感じました。舞台を降りてから、観客の人から「すごく良かった」と、声を掛けられているご利用者を見て、同じチームの一員であることを誇らしく思いました。

応援してくれた方々、日々の練習にお付き合いしてくれた方々、本当にありがとうございました。そして、

よさこいチームの皆さんお疲れ様でした。結果は言うまでもなく『大 成 功』です!

私も含め、全員が未知の世界に飛び込みました。一歩目の階段を上るには、とても勇気がいります。皆で共に登る階段は、無理だ、しんどい、リスクが伴うなどと決めつけ、回避してしまいがちです。しかし、無理せず、ゆっくり、歩幅を合わせて、たまには共に立ち止まり、しんどい事も共に笑い飛ばすことにより、一歩ずつでも登ることが出来ると今回のよさこいを通し感じました。そして登った先には必ず扉が有り、扉の向こうには、結果という景色が待っています。私が、“よさこい”という階段を皆で登り、たどり着いた扉の向こうに見つけたものは『絆』です。この絆で結ばれたご利用者、ご家族様、職員、三位一体となり、まだまだ続く階段を共に登り続けたいと思っています。次の扉の向こうには、どんな景色が待っているのか、私は楽しみで仕方ありません。

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